初心者講習会

準備中

はじめに

社会人になってからバドミントンを 始めようとする人の目的は様々な筈です。
『やるからには、上手くなりたい、強くなりたい、、、』
とか、逆に
『日頃の運動不足解消の為に汗を かいて楽しめれば良い、、、』
と人それぞれです。

その人のバド技術度を数字で表す事は出来ませんが、仮に100まで伸びる素質があるとします。
基本を疎かにして、我流・自己流で始めてしまい、ただ打てば良い、返せば良い、という感じで
ゲーム中心で進めてしまうと、50位までは直ぐに上達するのですが、100まで伸びる素質がありながら
70位で止まってしまい、それから先は伸び悩んでしまいます。
逆にラケットワークやフットワークが安定するまで、基本中心の練習をすると、50位まで上達するのに
かなり時間が掛かるのですが、それを超えると50から先の進歩が早くなり、100まで成長します。

『楽しめれば良い』と考え、大人になってからバドを始めた人でも、やって行くうちに、『勝ちたい』とか
『一緒に始めた**さんからは負けたくない』『あのムカツク奴からは絶対に勝ちたい』とか始まります。
その時になって技術的に上手くなりたいと願っても、一度 我流で身に付けてしまったラケットワークや
フットワークの悪い癖を取るのは難しいモノがあります。
我流の癖を取るには、始めた時以上に何十倍・何百倍も努力しなければ取れるものではありません。
また努力して我流の癖を取ったつもりでも、ゲームで自分より強い相手と対戦したり、ラリー中に追い
込まれてしまうと、我流で身に付けてしまった時の悪い癖がポロポロと出てしまうものです。
だからこそ基本が大事なのですが、『楽しめれば、』と考えて始めた人に基本中心の練習メニューを
組んでも指導しても嫌がられてしまいます。

ほとんどのバド上級者は、学生の頃からクラブ等でバドを経験し、基礎からキッチリやってきた人
ばかりでしょう。その人達は自分の技術レベルに合ったクラブに所属し、会費を払って
『自分が楽しめれば良い』と考えている人がほとんどです。
ですから初心者の指導を好きこのんで しくれる人やクラブは希れです。
しかし、これからバドを始めようとする方は、何とか"教え魔"を捜し出して、その人に基本から教えて
もらう事を お勧めします。
後で苦労したり、悔しい思いを するのは自分自身なのですから。


準備運動

学生の頃からクラブ等でバドを始めて活躍した選手に、社会人になってから腰を痛めたり、
膝や肩を痛めて、才能がありながらバドを続けられなくなった人を大勢 見てきました。
根が真面目で一生懸命 練習してきた人ほど この傾向が多く見られます。
何が原因なのでしょうか ?

バドミントンはラケット競技なので、利き手 (右として) に負担が多く掛かり、筋肉も右半身の方が
左半身に比べ発達してしまいます。
そうすると体 (特に背骨) に歪みが生じ、それが原因で腰や首・股関節や膝に悪い影響を与えます。
アンバランスなバド技術練習が体の歪みからくる痛みを生じさせてしまうのです。

大人になり身体が出来上がってから、バドを始めた人は あまり影響は無いのですが、成長途中の
人はバドの技術練習以上に、左右均等の取れた筋力トレーニングを考えないといけません。


競技規則の改正の影響とラリーポイント以外の改正について

1.サービス権とエンド
先ず握手、そしてジャンケン・・・・勝った方はサービス権を取るか最初のエンドを取るかを
選択します。ラリーポイント制のもとではエンドを取るのが普通になるでしょう。
次に主審はジャンケンに負けた方に聞きます。
「サービスを取ますか?レシーブを取りますか?」普通は「レシーブ」と答えるでしょう。
(新ルールではレシーバーの方が有利な為)
つまり これからは、ジャンケンに勝った方がエンドとサービスの両方を取るという旧ルールでは
ありえない様な事が あたり前になるでしょう。

2.サービスフォルトの変更
いわゆる「アバブザハンド」の反則です。これまでは「サーバーの持つラケットヘッドがラケットを
持つ手よりも下になければならない」とされていましたが、「ラケットのシャフトは下を向いてい
なければならない」と改正され、やや甘くなりました。

3.コーチの指示助言
ラリー中でない限り、試合中にコート外のコーチからアドバイスを受けても良い事になりました。

4.インターバルの着替え
インターバルを利用して、コートから離れて着替えをしても良い事になりました。
ただし、120秒しかありません。

5.オーバーコール
これまでは線審のジャッジが最終のものでしたが、明らかに線審が誤ったジャッジをした場合、
主審は これを覆す事が出来るようになりました。
この時のコールは「コレクションイン」または「コレクションアウト」と言います。




写真やビデオ画像を使った講習会を考えております。
完成には時間をください。